法人化をすると資金繰りが変わる

『社会保険診療報酬』

個人開業医が法人化のメリットとして受けるものとして、続いては社会保険診療報酬についてお話をしておきたいと思います。
この保険診療報酬についてのルーチンは皆さんも既にある程度ご存知のことかと思います。

個人経営の病院で患者さんの診療を行った場合は、社会保険診療を行った分に対して、医療費の請求を行いますよね。

そして、ここで入って来る異形収益に関しては所得税がかけられますので、毎月支払われる金額から20万円を差し引いた金額の約1割が自動的に源泉徴収されているのです。

『源泉徴収は医療法人となった場合は行われない』

しかし、そもそもこの源泉徴収は所得税に対して行われるものとなりますので、個人病院が医療法人となった場合にはかかりません。
法人税と違うものに変わってしまうためです。
なので、医療法人の病院に関しては、源泉徴収なしとなり、毎月の収益から税金を引かれることがなくなるのです。
これによって、大きく資金繰りが変化するのも、法人化の際の大きなメリットと言えるでしょう。

開業医のみなさんは当たり前のようにこの源泉徴収を支払われているわけですが、法人化することでこういったメリットが出てくることを知らないという方も少なくありません。

もしご存知でなかったのであれば、ぜひ今後の参考にしていただければと思います。