法人化をした際にはデメリットも

さて、ここまでは法人化のメリットについてお話をしてまいりましたが、ここからは逆に法人化のデメリットとして挙げられるものをご紹介していこうと思います。

『社会保険の強制加入』

まず今回ご紹介するのは2点。
一つは社会保険の強制加入です。
個人病院のときには任意加入となっていた社会保険ですが、医療法人では強制加入となります。

支払いに関しては事業主、スタッフとで労使折半となりますので、医院、スタッフともに金銭的な負担が増加してしまいますね。

『交際費の損金一部不算入』

また、もう一つのポイントは、交際費の損金一部不算入というもの。
個人であれば、接待交際費を計上する際に上限の定めがありませんでした。
しかし、法人化してしまうと接待交際費には上限が定められることとなり、内10%は経費から否認されますので、損金算入ができなくなるのです。

上限を超えない金額を交際費として計上した場合においても、10%は否認されるので注意が必要です。
とはいえ、それほど接待が必要になることも基本的にはそこまでないと思いますので、大きな影響がある項目とは言えないかもしれませんね。

これから開業医を目指す医師のみなさんにとっては、これらのデメリットになる部分はしっかりと覚えておきたい所ではありますので、ぜひ押さえておいてくださいね。